2016年3月23日水曜日

東京の下町をぬって漫漕する


 


【 漫漕報告 】 鳥羽博司S50

3月20日、漫漕会(早慶東商及び海洋大学OBを中心に集まった日本橋川・神田川を漕ぐ会)の漫漕に、碧水会RCより、向坊(S48)、井窪・池田・高荷・鳥羽(全員S50)の5名が参加して下記ルートで、KFを東京の下町を縫う運河を約10kmほど、越中島の東京海洋大学(旧商船大学)まで漫漕してきました。 

漫漕ルート図 

 

漕ぎ出しは、東京スカイツリー近く、旧中川のゆりのき橋のたもとにある隅田川ローイングクラブの艇庫よりKF2ハイ(うち1パイを理工ボート部OBが運漕)で漕ぎ出し、下記ルートで、越中島東京海洋大学の艇庫までの遠漕です。

航路:  旧中川・ゆりのき橋~小名木川入口  3km
     小名木川~大横川入口          3km
     大横川~仙台堀入口            1K
     仙台堀~平久川入口            1km
     平久川~潮見運河入口          1km
     潮見運河~豊洲運河入口         1km
     豊洲運河~東京海洋大ポンツーン   1km
     計 約11km
     所要時間 約22.5時間

ルートの旧中川(約3km)は両岸が親水公園として整備され釣りが禁止されているようで、大きなボラ(?)の群れが悠然と泳ぎ、小学生のナックルクォードや高校生のクォード、スカルの他カヌーが行き交う、理想の水面でした。

小名木川入口から豊洲運河入口までの約7kmは下町を縫う運河網で、こちらも両岸が親水歩道に整備されており運河を見下ろすようにマンションが立ち並び、運河にかかる幾多の橋の上からは道行く人々が笑顔で手を振り、まさに欧米の国々にあるような都会の中のボートコースでの練習の様で、多少晴れがましい気分でした。 


また、ルートの途中に水門があり、旧中川からの運河と東京湾に通じる運河との水位差が約2mあり、生まれて初めてボートに乗ったまま水門間での水位調整を経験しました。 


少々残念であったのは、旧中川のゆりのき橋の艇庫の両岸の桜が、河津桜で、すでに散っていたことと、運河の両岸の桜(そめいよしの?)の開花が、未だ1週間ほど早く、開いていなかったことでした。 


漫漕後には、今回の漫漕の手配を下さった漫漕会の本田さん(一ツ橋S42)と八尾さん(早大S44)を中心に、海洋大学の学生を含めた16名ほどで、門前仲町で打ち上げ会を行い、とても楽しいいち日を過ごしてきました。